フィリピン人の食事
フィリピン人はとにかくお米をよく食べます。
よくあるカレンデリアと呼ばれるフィリピンスタイルの食堂にいくと、ご飯を2山と、おかずを一品で済ましている人が多いです。
多分 60ペソくらいで済んでいるのではないかと思います。
ご飯は持参して、おかずだけ買っている人もいます。
日本人の私は、ご飯1山に、おかずを二品から三品選びます。
これで 90ペソから 120ペソくらいで済みます。
ちょっと贅沢しているようで気が引けますが、実際は 300円もいってませんね。
夜に同僚のフィリピン人とレストランに食事にいくと、彼らはお酒に目もくれず、まずご飯を食べます。
しかも、20分くらいでちゃっちゃと食べます。
お腹がふくれて少し落ち着いたら、ビールを飲み始めます。
フィリピン人にとって、ご飯とお酒は一緒に取るものではないようです。
長く貧しい暮らしをしてきたフィリピン人のマインドに刷り込まれているのか、まず今日明日生きるために、食事をしっかり取ることが最優先なのかもしれません。
あと、フィリピン人は本当に野菜を食べない人が多いです。
野菜は貧乏人の食べ物だという意識があるようです。
限りあるお金で食べるのは、まず米、そして肉、という感覚のようです。
そのせいもあってか、中流以上のお年を召されたかたは、男女問わず、だいたいお腹が出てますね。